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ふたりの時間

category: 未分類  

   ※「素直になれば」の続きみたいな感じで書きました。
       これだけでもOKですが読んでなかったら「素直になれば」も読んでみてください。




     ふたりの時間



車窓から流れる景色は灰色のビルの景色から青い海へと変わり、少し開けた窓からは潮風の匂いがほんのりと車内に広がる。

パーソナリティーのうるさいおしゃべりが流れるラジオを切って波の音をBGM代わりに海沿いの道をクーパーで走っていく。

慣れた新宿(まち)を離れ僚と二人海沿いの街までやって来た。

初めて僚があたしをデート?に連れてきてくれたみたい。

新宿で手を繋いで歩こうものならすぐみんなの目に留まってあっという間に広まってしまい揶揄われること間違いなし。

だからあたしたちはデートらしいことなんてしたことがなかった。

揶揄われるのが嫌でつい喧嘩したり言い争ったり、結局は素直になれない。

こうやって僚と新宿を離れればただの男と女に戻れる気がする。

あたしはそれがすごく嬉しくって頬がずっと緩みっぱなし。

そんなあたしを知ってか知らないでか僚はいつもどうりのポーカーフェイス・・・嬉しいとか楽しいとかもっと感情を表に出してもいいと思うんだけどなァ。

あたしは運転する僚の横顔をただ見つめていた。

少し空いた道路脇に僚はクーパーを止めて「少し歩くか?」とあたしを砂浜に誘う。

あたしは「うん」と答えて僚のあとを追いかけるように車から降りた。

まだ初夏の砂浜にはあまり人がおらずサファーのコ達が波を待って沖でプカプカと浮いている。

そんな砂浜を僚の後ろを着いていくように歩いていく。

歩幅のある僚のあとをついて行くあたしが砂に足を取られて少しづつ遅れていくと「ほれ」と僚が手を差し伸べてくれた。

あたしはその手を取ると僚はあたしに合わせてゆっくりと歩いてくれる。

波の音と頬を撫でるように吹く潮風・・・言葉は交わさないけどすごく幸せな時間。

ずっとこんな時間が続けばいいなぁと思ってしまう。

そしたらあたしたちはずっと素直でいられるのかな?

砂浜を歩いていくと海を見渡すようにベンチがあった。

それに腰をかけると僚は香の肩を抱き寄せてきた。

僚の厚い胸板に頬を寄せそっと目を閉じる。

ドクン、ドクンと聞こえる僚の心音がふたりで過ごす時間の証のようで心地よい・・・

「僚、ありがと。」

「なにが~??」

すっとぼけたように言う。

「連れてきてくれて。すごく嬉しい」

「お礼ならこっちのほうがいいな」

そう言うとあたしの顎をクイッと掬い上げてキスをする。

触れるだけの優しいキス・・・それだけでもあたしの身体は蕩けそう。

どのくらい触れていたのだろう?唇を離すと潮風がスーと濡れた唇を撫でていく。

もぉ////」

周りにいる人に見られたのではないかと思うと恥ずかしくて頬を紅く染め上目使いで僚を睨んだ。

でもそんな行為は僚にとっては理性を煽ることでしかない。

「そんな目してっと喰っちまうぞ!!」

「・・・////変態!!ばか!!」

いい雰囲気だっていうのにそんなことばかり言って・・・でもそんな僚も好きなのは紛れもない事実で。

あたしは潤んだままの瞳で僚を見つめていた。

「あ゛~~我慢できない!!」

僚がそう言うとサッとお姫様だっこをされて砂浜を足早に歩き始める。

「お、お、降ろして!!歩けるから/////」

「ムリ。早く帰ろうぜ!!早くお前を喰いたい

あたしの耳元に僚の熱の籠った吐息が触れてビクっと身体を震わせる。僚の低くセクシーな声があたしの女を目覚めさせる。

「もぉ・・・ばか////」

あたしは目を瞑りギュッと僚の首にしがみついた。

僚の吐息のせいで身体の奥が熱い・・・この熱をどうにかして欲しい。

だからお返しに僚の耳元で囁いてやったわ。

「あたしも僚が欲しい」





☆☆☆☆☆

「素直になれば」の続きのつもりで書いたんだけどデートしてないよね。

しかも季節外れだし・・・

甘いもの書きたかったんだけどそんなに甘くはないかぁ・・・甘い二人を書きたい。









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2014_09_26

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プロフィール

パル  

Author:パル  
シティーハンターの僚×香メインのお話を書いていきたいと思っております。
何年かぶりにみたCHに再加熱して書いてみたいと思いこのサイトを立ち上げました。
パソコン初心者なのでうまくいかないことも多いかとは思いますが温かい目で見守ってください。

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