スポンサーサイト

category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--_--_--

こんな日は・・・

category: 未分類  

    こんな日は・・・・







夕暮れ・・・いつもならば忙しく香が動く時間。

僚はいつものように日課のナンパをしてアパートに戻ってみれば香の動く気配が感じられない。

普段ならば僚がナンパをしていようものならハンマー片手に追いかけられるはずなのだが今日は珍しく香に追いかけられずに済んだ。

cat'sで香がコーヒーを飲んでいる姿も見ていない。

何かあったのだろうかと少し不安を抱えながら玄関を開けて中に入ってみると香はリビングのソファーにいた。

「香・・?」

名前を呼んでみたが返事はない。僚が帰ってきたというのに気づかずに香は珍しくソファーで昼寝をしている。

ほんのりと蒸気し紅くなった頬、少し息苦しそうな寝息・・・フッと額に触れてみればいつもより高い体温。

(熱があるのか・・?)

僚が香の額を触ったことで重そうな瞼がゆっくりと開いた。虚ろな瞳で僚の顔を覗き込む。

「おかえり。僚、ごめんね。すぐ夕食作るから少し待ってて・・」

と香が言うと気怠そうな身体をソファーから起こし立ち上がろうとした。

立ち上がろうとした香の身体を僚はふわっと横抱きにすると香は驚いたように声を上げた。

「きゃっ。りょ、りょ、僚なにするのよ!!?」

「ばぁか。おまえ熱あんだろ?具合悪いんだったら少し寝てろ!」

「夕御飯作らなきゃいけないし、やらなくっちゃいけないこともあるから。ホント大丈夫。大丈夫だから降ろしてよ!!」

「夕飯なんていい。いま部屋に運んでやっから少し寝てろ。」

少し乱暴な口調で言うと強引にジタバタする香を抱きかかえ香の部屋に連れて行ってベットに降ろした。

香の部屋のシングルベットに香を降ろすとクシャっと優しく香の頭をいつものように撫で優しく笑いかける。

「ツラい時ぐらい我慢しなくたっていいさ。今日はゆっくり寝てろ。あとは俺がやっとくから。」

「で、でも・・・・。」

不安そうな瞳で僚の顔を覗き込む香。自分がしなくてはいけないことを僚にやらしてしまう事が心苦しい。パートナーとして、女としてダメだと思っていた。

そんな香の心中を察したように僚は香の頭を優しく撫でている。

「たまには甘えたっていいさ。」

僚の優しい言葉に香は小さく頷くと「ありがと」と小声で言った。







陽もすっかり落ち月が空高く天に登った頃、香は目が覚めた。どのくらい眠ってしまっていたんだろう?

フッと横に顔を向ければ香の手をしっかりと握りウトウトとしている僚の姿があった。

香の白く細い指先を暖かく大きな掌が守るようにガッチリと握っている。

手を離そうにも僚にガッチリと握られている指を離すことができない。

そんなことをしているうちに僚の目が覚めた。

「大丈夫か?」

「うん。」

ほんのり頬をピンク色染めた香が恥ずかしそう応える。

僚は握られていた香の手を離し額に優しく触れた。さっきよりは幾分か熱は下がったみたいだ。

「ほれ。水飲め!」

僚は香にキャップの取ったミネラルフォーターのペットボトルを香に差し出した。

香はベットから少し重たい身体を起き上がらすと僚からミネラルフォーターの入ったペットボトルを受け取り一口飲んだ。

熱のあった身体にゆっくりと染み込むように広がっていく水・・・

僚の優しさのように体中に染み渡っていく。

「僚。ありがとう」

香は僚にお礼を言うとクスっと小さく笑った。

「なにがおかしいんだ?」

僚は優しい眼差しで香を見つめると香の白い指に自分の太い指先を絡めた

「ん――――。なんだか僚がアニキみたいで。
 いつもあたしが風邪をひいて熱を出すとそうやってずっと手を握っていてくれたなぁ~って思い出して・・・
 なんだか僚がアニキみたいに思えて。」

香はくすくすと小さく笑っている。

「オレはマキちゃんみたいに紳士じゃないしなぁ~~」

おちゃらけたように言うと突然香の頬にチュウっと口付けた。

「////////・・」

「なぁ。」

「ばか!!」

香はぷ―と頬を膨らませている。

「ほれ。手握ててやるからもうちょい寝てろ。」

「うん」と香は小さく頷くとゆっくりと目を閉じた

目を閉じた香から安心したようにすぐに寝息が聞こえ始めてきた。

「マキちゃん。ごめんな。俺はマキちゃんみたいになれないわ」

月明かりに照らされた誰もいない部屋で小さく一人つ呟くとすっかり寝入っている香の紅くぷっくりとした唇にそっと口付けた。

俺もう限界だわ。





*****


こちらは別にてUPさせていただいたものです。
読んだことがある方もいらしゃるかもしれませんがこちらでもUPさせていただきます
すいません。書く時間がなくて・・・このままだと更新できなそうだったもので(。-_-。)






スポンサーサイト

2014_07_02

Comments

はしめまして 

最近、CH熱が復活し色々なサイト様のお話を読み、こちらに辿り着きました。
お話がたのしくて、つい一気読みしてしまいました。

色々大変でしょうが、これからもパル様の書かれる作品を楽しみにしております。
あげは  URL   2014-07-07 02:15  

はじめまして 


わざわざこんな辺境地サイトまでお越しくださりありがとうございます。
私も昨年CHの再熱。そしてヲタっきなー性格も復活。もう卒業したものだと思っていたのですがずっと封印していただけだったみたいです。
そして書きたいという情熱とオタクな血が騒ぎサイト開設となりました(笑)
まだまだ未熟な文章で申し訳ないのですが、あげは様が少しでも楽しんでいただければ嬉しく思います。
暫くはのろのろ更新となりますがお暇なときにでもまた遊びに来てくださいね(*^^*)
心よりお待ちしています。

                 パル
パル    URL   2014-07-16 21:38  

 管理者にだけ表示を許可する

10  « 2017_11 »  12

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

プロフィール

パル  

Author:パル  
シティーハンターの僚×香メインのお話を書いていきたいと思っております。
何年かぶりにみたCHに再加熱して書いてみたいと思いこのサイトを立ち上げました。
パソコン初心者なのでうまくいかないことも多いかとは思いますが温かい目で見守ってください。

ご来場者数

AnthologyProject

種馬アンテナ

CHリレー小説

QRコード

QR




page
top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。